生活費が足りないときにできること
特別定額給付金
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、対象者1人につき10万円の給付が行われることになりました。
ないよりはいいですが、この先いつまでこのような事態が続くかも分からないのに、10万円では焼け石に水……
でもないよりはいいです。0よりはマシ。
収入として認定されないため、ここから税金を引かれることはありません。
給付金詐欺に注意
ちなみに申請式で税金の徴収のように勝手にやってくれる訳ではありませんので、オンラインか郵送のどちらかで手続きする必要があります。
オンラインで申請できるのはマイナンバーカード所持者のみです。
申請方法については、現時点でまだ詳細が決まっていません。
詐欺のメールや郵便物が届いても、必ず公式サイトの発表を確認しましょう。
特別定額給付金（総務省公式）
https://kyufukin.soumu.go.jp/ja-JP/
休業要請等についてのよくあるお問い合わせ（北海道公式）
支援金の申込方法や申込期日等については、決まり次第、ホームページや相談窓口を通じてお知らせします。
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssa/kyuugyou_faq.htm
郵送で申請する時の注意点
名前の横にチェックを入れると給付金を辞退することになってしまう内容もありますので、よく読んで記入しましょう。
それでも足りない生活費の工面をどうするか？
収入を増やすか、出費を減らすかどちらかです。
出ていくお金を減らす
保険料や各種税金の支払いなどは、市区町村の役所に相談することで支払いを分割したり待ってもらうことができます。
この他にも出ていくお金を、収入が無い間だけでも待ってもらえれば、状況が変わるまでなんとか凌ぐことができます。
保険料の支払いは待ってもらえる
保険料の払い込みができなかった場合、通常1ヶ月間の払込猶予期間があります。
新型コロナウイルス感染症によって保険料の支払いが難しくなった場合は、最長6ヶ月間の払込猶予期間の延長措置が実施されています。
また契約更新の手続きが困難になってしまった時も同様に対応策がとられています。
保険契約者が生命保険会社に払込猶予の申し出をすれば、支払いや契約更新について対応してもらえます。
火災保険や自動車保険等のその他の保険商品についても、各保険会社が新型コロナウイルス感染症への対応を行っています。
入ってくるお金を増やす
正確に言うと借り入れなので増やせる訳ではありませんが、公的支援での借り入れなら金利が低いか無利子なので、生活費のつなぎとして使えます。
また国の支援以外にも、条件に合致すれば金利0円で借り入れする方法はいくつかあります。
生活福祉資金貸付制度
新型コロナウイルス感染症の影響による休業等で収入減少した世帯への貸付
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、当座の生活費を必要とする世帯への貸付を令和2年3月25日(水)より受付開始しました。
世帯ごとの融資であり給付ではありませんが、条件にあてはまる人は無利子で借りることができます。お金は指定した金融機関に送金されます。
生命保険の貸付は金利0％
資金繰りが厳しいとき、今契約している生命保険があれば、そこから貸し付けを受けることができます。
貸し付けの条件は限定的ですが、条件に当てはまるなら無利息で借りることができるため、資金難のときには有難いです。
どこからも借りれなくてもここなら借りれる
公的支援の対象は収入やその他の条件がかなり限定されていますし、生命保険に入っていない人は金利ゼロの借り入れをすることはできません。
こうなると普通に消費者金融から借りるしかないのですが、銀行カードローンや大手消費者金融では借りれないだろうという自覚がある人も多いと思います。
そもそも現在銀行カードローンや大手消費者金融は業務を縮小しているため、新規で借りにくくなっています。
小規模の金融業者は大手と違って融通が利くので、今から少しだけ借りたいといった要望にも応えてくれます。
融資できる方向で相談にのってくれる融資会社
金融庁や日本貸金業協会に正式に登録した金融会社で100％借りれるという事はまずないと思います。闇金融ではない消費者金融ならそれが普通だからです。
ただ、融資実行率（申し込みがあってから実際に融資する率）は様々です。高いところもあれば低いところもあります。
中堅クラスの消費者金融はお客を選り好みしないので、大手と比べて審査が柔軟で融資実行率が高い所が多いです。
『条件に当てはまらなければ審査落ち』といったマニュアル対応ではなく、希望額より少なめだったら貸せる等、なるべく融資する方向で相談に乗ってくれます。
20万円今すぐ貸してくれる消費者金融
ここで紹介している金融会社は全て闇金以外なので、無審査ではないですし、100％借りれるとも言えませんが、中堅クラスの金融会社の中では融資率がかなり高い所ばかりです。融資実行率は最低60％以上で、ブラックリストや多重債務者でも借りれた実績があります。
10万円や20万円程度の少額融資は中でもかなり簡単に借りやすく、担保や保証人なしでも貸してもらえます。ヤミ金業者だと『初回は2万円からで翌週3万円にして返す』というのが殆どだと思いますので、他に借りれないからといって闇金を探したりせずに、まずは中小クラスの消費者金融を試してみてほしいと思います。